浪人したことはやっぱり就職に響く?

浪人したことはやっぱり就職に響く?

バブル崩壊後、景気が多少上がったこともあったようですが、それでも相変わらず就職難は続いています。大学浪人した人は、やはり就職に不利なのでしょうか?浪人経験者にとっては、とても気になるところですよね。でも、これはその状況によるとしか言いようがありません。正直な話、有名大学卒業でも就職困難と言われるような時期と、バブルのような時期では全く違うことは想像できますよね。ですから、まず、その年の景気に大きく左右されます。次に、卒業大学によっても違いがあることは、残念ながら認めざるを得ません。その学校の知名度や学力の高さによって、判断されることが多いのも事実です。また、何浪したかの回数による違いもあるでしょう。一般的には、三浪以上だと就職に大きな支障があると考えている人が多いようです。ただ、必ずしも浪人していることが就職に響くとは限りません。例えば、その大学で特殊な資格を取得できる場合には、浪人してでもその大学に入学して卒業した方が就職に有利だということもあるでしょう。もちろん、希望職種の需要と供給のバランスによっても違ってきます。少子高齢化社会では、教員などの需要が低く、高齢者向けの福祉関係の仕事などの需要が高まるものです。それに、業種によっては、浪人してでも合格した精神力を評価してくれることも、稀にではありますがあるでしょう。このように、卒業後にどのような職種・業種に就職しようとしているかによって、大きく違いが出てきます。残念ながら、一般的なサラリーマンの場合には、マイナス評価となることが多いかもしれません。